おすすめ

【2022年】今だからこそ観たいSFアニメ5選。【厳選】

Pocket
LINEで送る

  • プラネテス
  • シュタインズ・ゲート ゼロ
  • ガンダムSEED&SEED DESTINY
  • ソードアートオンライン アリシゼーション
  • ターンエーガンダム

1999年から2022年までに放映されたSFアニメの中で、筆者が実際に視聴した作品から厳選しました
また、この5作品はここ数年で再視聴し、そのテーマは色褪せるどころか、令和の世になりますますその価値を増していると確信しました。

厳選】の名に恥じないイチオシとなっています。

スペースX、ブルーオリジンに代表される有人宇宙開発。メタ(旧フェイスブック)によるVR世界の構築。目覚ましい進化を続ける人工知能。着実な発展を遂げる生命工学。中国、アメリカを中心とした、政治思想の衝突。また、コロナウイルスにより浮き彫りとなった市民間の認識のズレがもたらす混乱。

平成までは絵空事でしかなかった技術が、令和の時代に突然と現実味を帯び始め、それにつられるように多くの衝突も発生した。

「宇宙開発」「IT技術」「政治思想」「生命倫理」「学び」

これらのテーマから、“目前に迫った未来”がもたらすであろう負の側面からスポットを当てた作品を厳選して5つご紹介。

なお、ここで言う「作品のテーマ」は筆者の主観によるものです。公式の見解とは一部どころか大きく外れている事もあり得るので、以下の記事を読む際にご留意頂けたらと思います。

また、「シュタインズ・ゲート ゼロおよびソードアート・オンライン アリシゼーション」の2作品はシリーズ途中作からの紹介となっています。両作品とも一作目からとても見応えのある傑作なので時間のある方は一作目からの視聴もオススメです。

  • STEINS;GATE(2011)
  • ソードアート・オンライン(2012)

プラネテス

2070年代、木星圏への有人探査を目前に控えていた人類にとって、月はもはや当たり前の生活の場となっていた。宇宙でのゴミ拾いを生業としていたデブリ屋、主人公ハチロウタは、仕事を通し様々な現実を目の当たりにする。止まる事のない発展と、その発展から取り残され地上で貧しく生きる人々。先進国間だけで行われる宇宙の利権争い。そして人類が、いや、”人類の一部”が目を背け続けて来たモノが「歪み」となり宇宙に影を落とす。
※2022年1月9日(日)から毎週日曜夜7時より、Eテレにて放映されています。この機会に是非どうぞ!

シュタインズ・ゲート ゼロ

死んだはずの恋人が生きていた。しかしそれは機械の中、コンピューターに移植された本人の記憶の一部としてだった。AIと記憶のコピーによって作られた擬似人格アマデウス。”生きている”と表現して良いのだろうか。”本物ではない”と頭では理解しつつも感情がそれを許さない。これは死者への冒とくか、それとも科学の栄光なのか。不完全なコピーを相手にしているからこそ起こる葛藤。アマデウスとの交流を通じ、主人公はある結論へと至る。

ガンダムSEED&SEED DESTINY

 

C.E.70年、世界は宇宙を跨いだ2大勢力により分断されていた。「コーディネイター」、遺伝子調整によってあらかじめ強靱な肉体と優秀な頭脳を持った新人類、率いる「プラント」。そのコーディネイターの存在を否定、もしくはその技術の恩恵を受けられなかった者たち「ナチュラル」率いる「地球連合」。
ナチュラルに対し絶対的な優位性を持つコーディネイターではあったが、その技術は完璧ではなかった。遺伝子調整の弊害により、世代を経るごと特定の組み合わせの男女間でしか妊娠出産ができなくなるのだ。この問題を解消すべくプラントは動く。婚姻相手、職業適性までを含めた全ての人間を、その遺伝情報に基づいて分類管理しするシステム、「ディスティニープラン」の実行を発表。
また、生命倫理を盾に遺伝子調整を否定していた地球連合も裏では非合法な研究に手を染めていた。薬物投与、洗脳による教育など、コーディネイターと対等に渡り合える兵士を「作り出す」べく動いていた。
相容れぬ2つの主義主張、共に未来の無い衝突の行末が、翻弄される人々を通して鮮やかに描かれ出す。

 

ソードアート・オンライン アリシゼーション

「プロジェクト・アリシゼーション」それは巨大な仮想空間上に一つの「世界」を作り、そこから得られるデータを元に無人兵器を作り出す事だった。
アリシゼーション内では、人類に直接的な干渉を受ける事なく、“人々”が、村を作り、国を作り、人の営みを、文化を創り出していた。この時代、人類は「魂」の存在を科学的に証明し、また、それを人の手で作り出す事に成功していたのだ。
人類とは完全に隔絶された仮想空間の中で、魂を持つ「人」として、独自の文化を創り出していた人々。たとえそれがボタン一つで消える世界だとしても。
そんなアリシゼーションの世界に主人公キリトが送り込まれる。心神喪失状態となった彼の魂を治療するために。0から、その世界の一住人である状態から始まったキリトは、旅を重ねる中で自分が何者であったかを思い出す。今まで自分が共に過ごして来たのは人工的に創られた存在。そして、キリトはその世界の存在理由と予め決められていた結末を知る。「人」とは何なのか。「人工的に創られた魂」に、人としての権利は無いのか。AI技術の到達点に強く問いかける一作。

ターンエーガンダム

「黒歴史」、それは人類の忌まわしき過去全てを、ブラックボックスの中へ封じ込めたものだった。争いの歴史を、高度に発展した科学技術を忘れ地上で平和に暮らす人々。そんな平和な世界へ使者が送られて来た。月から、地上の人々が忘れてしまった全てを携えて。突如として与えられた強大な力に無邪気に接する地上の人々。そして彼らはついに、それが「何」であるかまるで知らず、核兵器に手を出す。「知る者」と「知らぬ者」の分断によって引き起こされた悲劇。今、情報との正しい付き合い方が問われる。

Pocket
LINEで送る

ABOUT ME
zero-gravity
神奈川県在住のアラサーNEET。遺産1000万円の相続を機に自立を決意する。目指すはFIRE!心はニート目標もニート!趣味は海・山の散歩、アニメ観賞、読書。最近はブログの勉強に加え、経済学と宇宙関連の書籍を読み漁る毎日。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA